皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。今日から、弊社は仕事始めです。
年始早々、事業再構築補助金とものづくり補助金のセミナーを行います。
今日のコラムは「目標設定」についてです。
新年、目標を立てる方も多いと思います。
◆目標とは
まず、目標とは何かについて考えてみます。
岩波書店の『広辞苑』によると、「目標」という言葉の定義は、「目的を達成するために設けためあて」。 「目的を達成するために設けた手段」を意味しています。
◆目標の「２大必要条件」
少し分かりづらくなってしまったかもしれません・・。だいたい辞書で引くと、かえって分かりづらくなるか、深いなあって思って感心するかのどちらかに振れるような気がします。
そこで「立てた目標が、正しい目標といえるための２大必要条件」を書きたいと思います。
それは、
・達成イメージが明確であること
・期限（または期間）があること
の２つです。
例えば「売上を上げる」とか「一丸となって戦う」というのは、目標とはいえません。
売上なら100円上げても100万円上げても「売上を上げる」になってしまいます。
「2021年3月期の売上高３億円」だと、期間もあるし、達成イメージも３億円で明確です。
「５年後に、後継者が一人前になる」というのも目標としては、まあまあ良いと思います。あとは「一人前」とはどのような状態かを補足することが必要です。
そしてもう一つ。目標は、達成させなければなりません。
達成させるために、どのようなことをすべきかを考えないといけません。
◆目標は、SMARTに
よく「目標を立てるときにはSMARTの５つを大切に」といいます。
以下の５つの頭文字から名づけられています。
◆要素1：Specific（具体的に）
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書き表す。
◆要素2：Measurable（測定可能な）
目標の達成度合いが本人にも上司・部下にも判断できるよう、定量化して表す。
◆要素3：Achievable（達成可能な）
希望や願望ではなく、達成可能な内容かどうかを確認する。
◆要素4：Related（関連した）
設定した目標が会社の全体目標、部門目標、個人目標と関連しているかどうかを確認する。
◆要素5：Time-bound（時間制約がある）
いつまでに目標を達成するか、その期限や機関がある
いかがでしょうか。
「今日からダイエットする」は、目標ではありません。自戒の意味を込めて・・。
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