株式会社エイチ・エーエルの太田です。
今日は休暇。ワクチンを受けに行きます。なので3:30に起きて、申請者の事業計画書を仕上げて、6:00前に送付。社長が既に数値計画を作られていたので、スムーズに仕上げることが出来ました。
金曜日は「補助金のツボとコツ」です。
◆事業者と支援者の合作
補助金申請は、事業者と支援者の合作だと考えています。特に再構築補助金はその傾向が強いですね。事業計画書のボリュームは多いし、添付書類は多いし。
合作であるがゆえに、事業者とのコミュニケーションが重要です。
◆タイプ分けとその対策
また、支援者は、様々な業種、様々なタイプの経営者と接していきます。様々な業種の企業を支援するという点も、再構築補助金の特徴ですよね。好奇心と探求心が支援者としての入口かもしれません。
先日、内部の勉強会でこんな図で説明しました。

とっつきやすさは、あくまで支援者と事業者との関係においてです。
採択/非採択との関係性は無いのですが、①は進めやすく、④は進めづらいと言えます。②と④なら、まずは既存の事業を理解することが必要です。
ただ、④でも、やり取りを進めていくうちに、③⇒①になったりします。ひょっとしたら、①でも、ヘタをすると、②⇒④になるかもしれません。
他の支援者のやり取りを私もccで頂くのですが、明らかに④⇒③⇒①になるのを感じることがあります。メールや電話の中身が変わってくるのです。
そうなってくると、事業のアイディアが産まれ、計画がブラッシュアップされます。結果はあくまで別物ですが、採択に近づくのを感じます。
◆資料が出やすいか、出づらいか
もう一つの軸があるとしたら「資料が出やすいか、出づらいか」です。
例えば再構築補助金は「確定申告書別表1」と「法人事業概況説明書」を添付する必要があります。これがスッと出る企業と、出ない企業があります。
そこで文句を言ってもしょうがない。それを踏まえて、少し前にお願いするとか、税理士との関係も取っておくとか、何らかの対応をする必要があります。
◆計画作成と書類整備を繰り返す
これはあくまで私のやり方ですが、事業計画作成の合間に、書類の整備を少しずつ進めます。決算書を入手したら、PDF化し、ミラサポplus「事業財務情報」を作る。計画書を作りながら、労働者名簿を確認する・・、その方が事業者にも負担が無いのかもと思っています。
事業者様の負担を減らす工夫。支援者の方で「こういうのがあるよ」というのがあれば、意見交換したいところです。