株式会社エイチ・エーエルの太田です。
事業再構築補助金（10回目公募）について、これから何本かコラムを書きたいと思います。
まずは、概要について。
経済産業省のホームページはこちらです。A4裏表のチラシもあります。
事業再構築補助金のホームページはこちらです。
大きな変更点は、
①一部の枠を除いて「売上減少要件」が無くなりました。
これは「コロナ対策のための再構築補助金」という位置づけから「新事業実施のため再構築補助金」という考え方への変更の表れだと思います。売上減少要件が残っている枠もありますが、多くの枠で売上減少要件が無くなったことで、門戸が広がったとも言えます。
②一部の枠を除いて「事前着手承認」のルールが無くなりました。
そもそもほとんどの補助金には「事前着手承認」というルールがなく、交付決定後の着手（発注）が大前提になります。しかし、再構築補助金については、コロナ対策という位置づけ上、交付決定前の着手を認めるという特例ルールがありました。
これが、一部の枠を除いて無くなります。
特に、成長枠（９回目までの「通常枠」の後継）については、上記①と②の両方に該当します。かつ以下の③のルールがあります。公募要領等での確認もお勧めいたします。
③成長枠は「指定された成長分野への進出」が条件。例外もあり。
今回の再構築補助金については「成長分野への進出」という要素を強くしていますので、事業再構築補助金のホームページの「成長枠対象リスト」に記載されている業種への進出が条件になります。もし記載されていない分野への進出を考えている場合は、事業者自身が「市場拡大要件を満たすことの説明書」を作成する必要があります（ひな型はあります）。
④大幅な賃上げに対する優遇（補助率引上げ）が新設された。
➄グリーン成長枠が、規模によって補助上限が異なる２種類の枠が新設された。
⑥サプライチェーン強靭化枠が新設された。
上記④～⑥については、国の政策を色濃く出している制度改定です。
もし、事業再構築補助金についてご不明点がありましたら、お問い合わせをお願いいたします。
◆事業再構築補助金採択のポイント 無料オンラインセミナーのご案内◆
5月16日・23日開催 事業再構築補助金採択ポイントオンラインセミナーのお申込みは以下のフォームよりお申込みいただけます（お申込み確認後、ZoomのURLをお送りします）https://form.run/@hal-consulting2023051623
☆ 当社ホームページ
