風が吹けば、桶屋が儲かる

その他補助金ものづくり補助金

株式会社エイチ・エーエルの太田です。

 今日は金曜日。毎週金曜日は「補助金のツボとコツ」をお伝えします。

◆補助金申請の支援で心がけていること

 経済産業省系の補助金が多くの中小企業・小規模企業に展開されだしたのは、ここ6,7年の話なので、弊社も6,7年前から補助金支援を行ってきました。支援メニューとしては積極的に打ち出しているわけではないのですが、過去にご縁があった企業や紹介企業から支援依頼があります。過去の採択率8割程度です。

◆「風が吹けば桶屋が儲かる」

 その際に意識しているのは「買った設備が業績向上につながるか」ということです。補助金支援の際に、下図を書いて、一つ一つの四角の中身を確認します。買いたい設備が原価低減か売上向上に繋がれば、補助金申請のお手伝いをさせていただこうという流れになります。

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◆審査員は、あなたの事業を経験していない人

 補助金申請に関してもう一つ大事なのは「審査員が審査する」こと。しかもその審査員は、あなたの事業を経験していない人になります。

 以前「塩あんびん」の製造・販売を行っている企業の支援をした際に、事業者は当たり前のように使っている「塩あんびん」という言葉を審査員は知らない。であればまずは、塩あんびんの説明から必要であろうということを伝えました(ちなみに、塩あんびん、美味しいです)。

 審査項目の対策も必要ですが、審査員対策も求められます。