自分で書く。書けないところが大切。

BIZミル

株式会社エイチ・エーエルの太田です。

 経営支援基幹システム(BIZミル)の普及を通じて、多くの経営支援機関、そしてその先の中小企業・小規模企業の支援を行っています。

 今日は、鹿児島県の川内商工会議所で「事業計画策定セミナー」を担当します。久しぶりのライブでのセミナー。弊社の社員の出身地でもある川内。頑張ります。

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◆本来は事業を行う方が、事業計画を書く

 私の仕事のひとつに、事業計画の作成支援があります。補助金申請書も事業計画、融資を受けるのも事業計画。誰かの協力を得るためには、事業計画が必要になります。

 ところが、誰かの協力を得るための事業計画の作成までも、誰かの協力を得て作成をするというケースが多いのも事実です。合作ではなく丸投げだったりすることも。しかし、本来は事業を行う方が書くべきだと考えます。 

◆ところが書けない方が多いのも事実

 しかし、書けない方が多いのも事実です。忙しい、書き方が分からない、必要性が分からない、、過去いろいろな理由を聞いてきました。

 そのような状況下で「事業計画セミナー」のようなセミナーを数多く担当してきました。セミナーで心がけているのは「書き方を伝えるだけでなく、実際に少し書いてもらう」ということです。書き方だけを伝えても、職場に戻ったら書けない。だったら、セミナー中に少し書けば、肉付けすることで計画が書ける確率が高まると考えています。

◆書けないところこそが重要

 そして、この「書けないところ」が重要です。例えば、今まで税理士や金融機関対応などをご両親が行っていた会社の息子さんは、決算のことには明るくなく、予想損益計算書は書けないかもしれない。営業をまったくしたことが無い方は、営業計画が書けないかもしれない。

 でも、それでいいのではないかと思っています。書けないところが「自分の課題」だからです。

◆書けないところにフタをしない

 そして、その課題にフタをするのではなく、一緒になって解決するのが、我々支援者の役割だと思います。特に、地元の商工会・商工会議所の方々の役割はとても重要です。聞きたいときに聞ける、会いたいときに会えるのは、地元の支援者ですから。

 経営支援基幹システム(BIZミル)では、事業者自身が計画を作成できる機能(=事業計画作成オプション機能)があります。アウトプットされた事業計画書は支援機関のサーバにも格納されることで、支援者と事業者が共有し、一緒になって課題を解決することが可能になります。

株式会社エイチ・エーエル

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