株式会社エイチ・エーエルの太田です。
金曜日は「補助金のツボとコツ」です。
◆百文は一図に如かず
以前ブログで、上記のタイトルで投稿しました。
そうなんです。補助金申請書は「審査員へのプレゼンテーション」であることは間違いないのですが、精緻な図は要らないのです。
◆いつも入れている表
今日は、いつも申請書に盛り込んでいる表を紹介します。
診断士の方なら誰でも知っている「アンゾフの成長ベクトル」です。
支援機関の方も職員研修などで、学習された方も多いと思います。
左上が既存事業。新規事業の方向性は、下か、横か、斜め下。
再構築補助金は「思い切った再構築事業」が求められているので、斜め下であれば、要件としてはOKです。
例えば、観光地にある地元密着の飲食店が、近隣に宿泊施設を建てる事業。まさに「思い切った再構築事業」です。要件としては、OKです。
もちろん、宿泊施設としての実現性と採算性は、きっちりと計画書にアピールする必要があります。
思い切った事業であればあるほど、実現性と採算性は疑われるからです。
◆「普通がイチバン」というタイトルを付けた理由
なぜ「普通がイチバン」というタイトルを付けたのか。
それは「審査員が必ず知っている表」だからです。
もちろん、別に上表が必須というわけではありません。それぞれの方法でプレゼンテーションするのがベストです。
でも「精緻で美しいけど、分からない人がいるかもしれない表」
それよりも「シンプルだけど、おそらく分からない人はいない表」のほうが良いと思って、
今日のコラムをかいてみました。
◆その2,その3もあります
この話は、その2、その3があります。
実は、上の表、もうちょっと足す必要があります。
そして、矢印が斜め下じゃなくて、横か下の場合はどうするか。
なので、第2号があるという前提で「その1」というタイトルを付けました。
そう、大リーグボール第2号が出る前に、第1号と名付けた巨人の星のごとく。
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