株式会社エイチ・エーエルの太田です。
今日は、先日の投稿の続きです。
そして今日は、その2です。
前回はこの図を使って「思い切った再構築」の説明をしました。
◆「思い切った再構築」とは
別の言葉で言うと「商品・サービスと、顧客の両方を変えること」と言えます。
下図で言うと、斜め下の方向性です。
そこで考えないといけないのは
「やりたい事業ではあるが、思い切った再構築とは言い切れない事業」です。
下図で言うと、右か下の方向性です。
例えば、街の牛乳宅配店が、宅配客に別のサービスを提供するというパターンです。
この場合、右の矢印になります。
右か下の方が、斜めよりもいいんです。
なぜなら、顧客という資産、商品という資産を使えるからです。
斜めはリスクがあるといえばある。
しかし、思い切った再構築かどうかはもうヒトコエ必要。
そこでお勧めしているのが、STEP2まで考えるということです。
私はそれを「二塁打」と呼んでいます(伝わるかは微妙ですが)。
例えば、
新規事業①では、その地域の宅配顧客に介護事業(福祉用具販売やデイサービス等)を展開します。
そこで実績を積んで、②のように他地域でも展開する。
STEP2まで考えることで、牛乳宅配業からの業種転換が可能になります。
上記の例では「右から下へ行き、結果として斜めに向かう」事例ですが、
「下から右に行き、結果として斜めに向かう」事例もあります。長すぎるので、ここでは省略します。
こんなやり取りをしています。再構築補助金の支援を通じて
「やりたいことの少し先」まで考えることができればと思っています。
「普通がイチバン」からちょっと話がそれたので、副題を付けました。
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