普通がイチバン ~斜めに向かう~(その2)

その他補助金ものづくり補助金事業再構築補助金

株式会社エイチ・エーエルの太田です。

今日は、先日の投稿の続きです。

そして今日は、その2です。

前回はこの図を使って「思い切った再構築」の説明をしました。

思い切った再構築」とは

別の言葉で言うと「商品・サービスと、顧客の両方を変えること」と言えます。

下図で言うと、斜め下の方向性です。

そこで考えないといけないのは

やりたい事業ではあるが、思い切った再構築とは言い切れない事業です。

下図で言うと、右か下の方向性です。

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例えば、街の牛乳宅配店が、宅配客に別のサービスを提供するというパターンです。

この場合、右の矢印になります。

右か下の方が、斜めよりもいいんです。

なぜなら、顧客という資産、商品という資産を使えるからです

斜めはリスクがあるといえばある。

しかし、思い切った再構築かどうかはもうヒトコエ必要。

そこでお勧めしているのが、STEP2まで考えるということです。
私はそれを「二塁打」と呼んでいます(伝わるかは微妙ですが)。

例えば、

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新規事業①では、その地域の宅配顧客に介護事業(福祉用具販売やデイサービス等)を展開します。

そこで実績を積んで、②のように他地域でも展開する。

STEP2まで考えることで、牛乳宅配業からの業種転換が可能になります。

上記の例では「右から下へ行き、結果として斜めに向かう」事例ですが、

下から右に行き、結果として斜めに向かう」事例もあります。長すぎるので、ここでは省略します。

こんなやり取りをしています。再構築補助金の支援を通じて

やりたいことの少し先」まで考えることができればと思っています。

「普通がイチバン」からちょっと話がそれたので、副題を付けました。

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